2007年3月5日月曜日

田園の中にあるお宝――法起寺

2007.02.10
 法起寺(斑鳩)—奈良県


 法隆寺の表玄関はたいそうな賑わいですが、裏側には(期待通り!)ごく普通の田園風景が広がっています。
 斑鳩神社、法輪寺周辺をめぐる農道散策(舗装されてますが)は実に楽しいものでした。そんな風景の中を目的もなく歩くのも好きですが、目的地をめざしてブラブラと歩くのも「オリエンテーリング」のようで、一興です。趣味ではありませんが「スタンプラリー」などもあったようです。
 するとその先に、ポツンと飾り気はないがしっかりと拝観料を取るお寺(法起寺)が現れます。
 この三重塔は国宝で、このお寺も世界遺産に登録されているそうです。その割には、反対側の境界(カメラ側)はバラ線(有刺鉄線)で仕切られていたりと、のどかさもあります。
 たたずまいの素朴さこの上なく、生活と共にあるお寺という親近感がとても好印象で、シャッターを押した場所は畑のあぜ道なのですが、石にペッタリと座り込み、まったりとした気分で一服しておりました。
 こういう瞬間を味わってしまうと、何が国宝で、どんな理由で世界遺産なのかはどうでもよく「この田園風景の中にあることがお宝」なのではないか? とひとりで納得していました。
 とは言え、近隣の人々だけでは支えられなかったであろうと思うと、当時から皇族関連からの援助が結構あったのかも知れません。
 そんなことを考えながら、その先のあぜ道を迷いながら歩いていました。
 30分くらい遠回りしましたが、それもまた楽しきかな……

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